設置ガイド
電波はハウスを通ると弱まります
電波はハウスを通ると弱まります
電波は水の中を通ると減衰します。ビニールに結露した水を通るだけでも減衰しますので、機器間に存在するビニールの数が増えるほど電波が届きにくくなります。機器間にハウスが複数棟あると電波は非常に届きにくくなります。そのような場所では、子機または親機の設置場所を変えるか、中継機の導入を検討してください。
屋外設置につてい
屋外設置について
「防水」表記のみの製品を屋外に設置する場合は、屋根や庇の下に設置し、直接日光が当たることや雨が直接降りかかることを避けてください。屋根などがない環境に設置する際は、「屋外OK」表記のある製品を検討してください。
金属の障害物を間に置かない
金属の障害物を間に置かない
電波は金属を貫通することができません。機器間に金属のタンクや柱などが来ないよう設置位置に注意してください。金属のタンクや柱などに子機・親機を設置するのも避けてください。また、電柱も中に鉄筋が通っていますので電波の障害になります。
作物で遮られる場所に設置しない
作物で遮られる場所に設置しない
地面に近いほど電波の届く範囲は狭くなります。また作物の葉は通信の妨げになるため、作物が成長しても筐体が葉に隠れないような高い場所に設置してください。作物と水平方向であれば通信可能です。
地面で遮られる場所に設置しない
地面で遮られる場所に設置しない
電波は地面を貫通することができません。階段状に整地されたような場所などでは、なるべく機器を高い位置に設置するなどして機器同士が地面で遮られないようにしてください。
段々畑や棚田での設置について
段々畑や棚田での設置について
電波は地面を貫通することができません。段々畑や棚田のような高低差のある環境で設置する際は、中継機を畑間の農道やあぜ道に設置すると電波を通しやすくなります。